結論:楽天トラベルの宿泊数減少は「定着した変化」を映している
2026年4月現在、楽天トラベルの宿泊数は引き続きコロナ前の水準には戻っていません。しかしこれは「衰退」ではなく、消費者の旅行スタイルの変化が完全に定着したことを意味します。

この1年で、旅行業界は「変わらなければ生き残れない」というフェーズから「変わることが当たり前」というフェーズに移行しました。
1. なぜ宿泊数が戻らないのか?2026年版の理由
① 「観光地に行けばいい」という時代ではない
2026年現在、旅行者は「体験」や「滞在そのもの」を重視する傾向がさらに強まっています。いわゆる「観光地巡り」ではなく、その土地でしかできない体験や宿自体が目的地となる施設が人気です。
② ワーケーションは「一時的なブーム」ではなく「標準装備」に
在宅勤務の定着に伴い、「仕事をしながら旅行する」ことは特別なことではなくなりました。多くの宿泊施設がWi-Fiやワークスペースを標準装備しており、楽天トラベルのような従来型の予約サイトではこのニーズを拾いきれていません。
③ 競合はさらに増え、かつ「専門化」した
Airbnbは「体験型宿泊」の分野でほぼ独走状態。じゃらんは地方の小さな宿との連携を強化。一休は高級層をさらに深耕。そして何よりSNS発の直予約(InstagramやTikTokから直接宿を予約する流れ)が一般化しました。
2. 競合地図(2026年4月版)
サービス 2026年の立ち位置 楽天トラベルと比べて
Airbnb 体験・長期滞在の王座 楽天は「宿」しか予約できない
じゃらん 地方の小さな宿に強い 情報量では勝てない
Googleトラベル 比較・入り口として圧倒的 楽天は「経由」される側に
TikTok / Instagram 口コミより「映像」が決め手 若年層はまずSRSで探す
楽天トラベル 便利だが「特別感」がない オールマイティーゆえの弱点
この1年で特に大きかったのは、SNSからの直予約の増加です。「#○○宿」で検索して映像を見て、そのまま宿の公式サイトから予約する。この流れで楽天トラベルは「経由してもらえない」ケースが増えています。
3. 楽天トラベルはこの1年で何を変えたのか?
2025年から2026年にかけて、楽天トラベルも手を打っていました。
AIレコメンドの強化:過去の予約履歴から「あなた好みの宿」を自動提案
ワーケーション宿の専用カテゴリ:仕事環境が整った宿をひと目でわかるように
サステナブル観光の特集:エコ認証を取得した宿を優遇表示
しかし、競合の動きのほうが速かったのも事実です。「変わり始めた」ものの、「変わりきれていない」という評価が2026年現在の正直なところです。

4. 2026年の旅行者としてどう動くべきか?
この1年で、賢い旅行者の「予約の型」はほぼ固まってきました。
私が実際にやっている2026年式の予約フロー:
アイデア出し:TikTokやInstagramで「#旅行」「#おすすめ宿」をざっと見る
口コミチェック:楽天トラベルやじゃらんで評価を確認
価格比較:Googleトラベルで複数サイトを一括比較
最終予約:楽天ポイントが有利なら楽天、そうでなければ直予約 or 最安サイト
「楽天トラベルだけで完結」する時代は終わりました。しかし「比較対象の1つ」として使う分には、まだまだ便利なサービスです。
まとめ:減っているのは事実。でも「終わり」ではない。
2026年4月現在、楽天トラベルの宿泊数減少は単なる「通過点」ではなく、旅行業界の構造変化が定着した証拠です。
楽天トラベルはこの1年で変化しましたが、追いつくのがやっとという印象。とはいえ、ポイント経済圏の強みは依然として大きく、「楽天派」のユーザーは根強く残っています。
これからの旅行業界で生き残るのは、「全てを提供する巨人」ではなく、「特定のニーズに応える専門家」かもしれません。
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